ONLINESHOP

2016-11-08

シルクスクリーン製版 片桐写真型を訪ねて

先日、かれこれ5,6年程前からお世話になっている
京都にあるシルクスクリーン製版「片桐写真型」さんに初めてお伺いする事ができました

こちらの会社は手刷りをする人なら知っている方も多いとおもいますが
プリントはもちろん、版を製作販売している版屋さんです


ここの版は作りが素晴らしいのですっかりお世話になっております


元々は土地柄、着物や浴衣、風呂敷や手ぬぐいを
印刷しており、デザイン画なども描かれていたそうです


一度は行こう行こうと思っていましたが
ずるずるとタイミングを逃してしまい、
産休という思ってもみないタイミングで
ようやく行くことができました
(暇とか休みとかって思いがけない事があるので
大事な時間ですね)



版がずらっと並んでいます
(もっとあります)





2m以上ある版。風呂敷などの印刷用でしょうか
私も大きな版で刷ってみたいです





版を作るために必要な露光機
かなり大きいです
もちろん特注だそうです






お父様です(現役)
浴衣に入る印刷の見本を紙にされてました
印刷サンプルというのでしょうか
ミリ単位で計算されています






来年の浴衣だそうです
1着で16版くらい。以前は高級な着物だと100版以上使うこともあったそうです
1柄に16色(16版)。前身頃後身頃など場所によっても
デザインが違うのでそれなりの版数になるのだとか。
自分に娘がいたらペラペラなユニクロの浴衣は絶対に着せないと
職人ならではの話もしてくれました
ありがたやありがたや。



プリント作業を見せてくれました
片桐さんです。いい笑顔です。




ウチは基本的に水性インクを使っていますが
こちらは油性インクが多いそうです
水性も油性も短所長所があります


MIKA KANOYAさん(@lifesize_mika)が投稿した動画 -
油性インクでプリント体験させてくれました
油性は初めてです
かなーり硬くて重いです




MIKA KANOYAさん(@lifesize_mika)が投稿した動画 -


私には大変な作業でした
(妊婦じゃなくてもこれを何十枚何百枚も刷る自信は。。。)
片桐さんのところでは使い物にならないなw
しかもかた〜い❤︎かた〜い❤︎言ってますがな




他にも色々な話を聞けて
とっても貴重で楽しい時間でした


産休中なのにあれもこれもとアイディアとやる気が
湧いてきてしまった
Tシャツや布製品だけではなく
ポスターやガラス面なんかもやりたいな


片桐さんありがとう!






次回「京都ぷらっと旅-おまけ編」をUP予定です
明日?明後日?



0 件のコメント: